自動車保険コラム

雹(ひょう)の被害には車両保険で備えておこう

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凄い雷雨の後に雹まで降ってきて、車がボコボコになってしまった・・・

近年の日本は異常気象と呼ばれるような豪雨や竜巻などが頻繁に起こっています。こうなるともはや異常気象ではなくて、日本が亜熱帯化したと考えた方が良いでしょう。

 

今まで以上に、水害に対する備えは重要になるでしょうし、それに対応した火災保険に加入が必須になります。

 

同じように自動車保険においても、近年の気候変化に対応した備えが必要になります。

 

俺は運転には自信があるから車両保険なんて必要ない

 

このように考える人は多いですが、車両保険とは自動車事故に対する備えだけではありません。

 

特に近年増えているのが、雹(ひょう)の被害です。

 

屋根付きの駐車場であれば、走行中以外は被害を防げる可能性が高いですが、青空駐車の場合、いつ雹が降ったとしても被害を受けてしまいます。

 

今回は、そんな自然災害に車両保険で備える方法を説明します。

 

出来るだけ、保険料をそのままに車両保険で対応できる方法について書いていこうと思います。

 

 

雹(ひょう)に対応できる車両保険とは?

車両保険には大きく分けて、一般車両保険とエコノミー車両保険の二つがあります。

 

雹の被害に対しては、どちらの車両保険でも対応できます。

 

一般車両保険とエコノミーでは、保険料に圧倒的な差がありますから、保険料と補償内容をよく理解したうえで選びましょう。

以下の記事を参考にしてください

一般車両保険とエコノミーを安くする裏ワザ

 

 

雹災の修理費は高額なるケースがほとんど

雹の被害を受けた場合、斜めから見るとちょっとボコボコしている程度だとしても修理費用はかなり高額になるケースがほとんどです。

 

ボンネットはパーツ交換等がやりやすいのですが、ルーフパネル(屋根)に関しては、交換となると切断して溶接しなおすといった大掛かりな作業になってしまいます。

 

そのため、100万円を超える修理費なることが多いです。

 

窓ガラスが割れていなければ走行上は全く問題ないのですが、やはりボコボコの車を乗るのはちょっとカッコ悪いですよね。

 

ちょうど、先月の2017年7月18日に東京の豊島区で雹が降りました。
サイズ的にはそれほど大きくは無かったので、車はボコボコにはならなかったようですが、窓ガラスが割れるなどの被害も多く出ました。

 

もう少し大きければ、すべての車に被害が出たことでしょう。

 

私が埼玉県の支社にいた2000年に、関東北部に5センチ前後の非常に大きな雹が降ったことがありました。

その時の車両保険の支払金額は130億円を超えたと聞いています。

 

今後は、局地的に大きな雹が増えるでしょうから、車両保険で備えておく必要性がかなり高まっていると言えるでしょう。

 

 

雹や台風など自然災害に備えて車両保険は必須の時代に

近年の大雨を中心とした自然災害により、保険会社の支払額は毎年増えています。
今まで水害など一度もなかった地域でも、堤防が決壊するリスクなども考えておく必要があると思います。

 

東京も、万が一荒川の堤防が決壊したら死者は1000人以上、都内は大きな湖になるとまで言われています。

 

そうなっても、マンションだから心配ないと思うかもしれませんが、自動車はどうでしょうか。

恐らく都内にあるほとんどの自動車が、水没によって全損となるでしょう。

 

そんなケースにおいても、車両保険さえかけておけばすべて保険で対応できます。

 

そうはいっても車両保険は高いでしょ?

 

そう考えている方も多いのですが、実は(特にエコノミーは)驚くほど安く追加できるケースもあります。
条件次第で年間数千円で、車両保険を付けるなんてことも可能なのです。


トータルで保険料を安くする方法を以下の記事にまとめてあるので、参考にしながら出来るだけ保険料を安く車両保険まで担保できるような条件を選びましょう。

 

※参考(10万円も安い?自動車保険を最安値にする裏ワザ集

 

条件見直しによって、車両保険なしから、車両保険を付けても保険料が安くなるケースも大いにあり得ます。