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「相手の赤信号無視で横から追突されたのに、青信号と主張してる!?」
今回は、事故の示談交渉で揉めた際の切り札ともいうべき「ドライブレコーダー」について書いてみます。
2013年の販売台数は30万台だったドライブレコーダーですが、2016年には倍以上の79万台を売り上げています。
ドライブレコーダーによって助かった事故の事例が広まったことも一つの要因だと思います。
ドライブレコーダーが無かったらどうなっていたか分からない事故例をご紹介してみましょう。
事故例① 交差点での右折と直進の事故
Aさんは、右折信号の無い交差点で、右折待ちをしていました。
信号が黄色に変わったので右折を開始したところ、強引に直進してきた車と接触です。
事故後、直進してきた相手は、自分の信号は青だったと主張。
その主張通り相手の保険会社は(Aさん80% 相手20%) の過失割合を提示
目撃者いないため、このまま示談を進めると、上記内容を飲むか、裁判をするかですが、目撃者が居ないため裁判をしても最高で50%の過失になりそうです。
そこで、Aさんはドライブレコーダーの映像を提出。相手が黄色で突入したことが証明されました。
その結果、(Aさん30% 相手70%)の過失割合で示談が成立しました。
事故例② 駐車場内での当て逃げ事故
スーパーの駐車場で、買い物を終えて戻ってくると車の前バンパーにへこみ傷があります。どうやら当て逃げの様です。
警察に連絡しましたが、相手を見つけるのは難しいとの説明です。
しかたないので、車両保険を使おうと思い保険会社に連絡をすると・・
車両保険がエコノミータイプのため、ぶつけた相手を特定できない限り支払いできませんと断られてしまいました。
そこで、ドライブレコーダーの映像を思い出し、確認すると駐車場前に止まっていた車がバックで追突する様子が録画されており、登録番号もはっきり確認できました。
その映像をもって警察に届け、数日後には犯人が分かり、すべて修理してもらう事が出来ました。
事故例③ 相手車のセンターオーバー事故
Aさんは片側一車線(センターライン有)の道路を直進していると、スマホに気を取られていた対向車線を走る車が、センターラインをオーバーし、Aさんと衝突。
Aさんは、「突然センターラインを越えてきたので避けられなかった」と主張。
ところが相手は「センターライン近くは走っていたが越えてはいない。お互いの不注意だ」と主張してきました。
このケースでも、相手保険会社は(Aさん50% 相手50%)を主張です。
しかし、ドライブレコーダーを提出したことによりセンターオーバーが確認でき(Aさん0% 相手100%)で無事に無過失事故として処理されました。
事故例④ 当たり屋による人身事故
ある日Aさんが住宅地の路地を走っていると、道路脇にいた男性が突然Aさんの車ボンネットに乗るようにぶつかってきました。
住宅地で道幅も狭かったため20キロ程度のスピードしか出していませんでしたが、相手はかなり痛がっている様子です。
すぐに警察と救急車を呼びますと伝えると「今日はどうしても外せない用事があるから連絡するなとのこと」
ここで違和感を感じたAさんが、「うちの車にはドライブレコーダーも付いていますし、きちんと警察を呼んだ方が私も安心なので呼びますね」と伝えると・・
それまであれほど痛がっていた相手は、さっと走って居なくなったそうです。
今では、非常に少なくなった「当たり屋」ですが、ゼロになったわけではありません。
ドライブレコーダーの存在を知ると、すぐに逃げるケースが多いようです。
ドライブレコーダーが活用された事故例 まとめ
事故例をいくつかご紹介しましたが、すべての事故において、もしドライブレコーダーが付いていなかったらどうなっていたでしょう?
交通事故というのは「言ったもの勝ち」の世界と言われていました。
ですから、「とんでもない相手」と事故を起こして悔しい思いをすることも頻繁にあります。
自己防衛のためにドライブレコーダーがどれほど役に立つかご理解いただけたと思います。
個人的には、弁護士費用特約以上に使えるアイテムだと考えます。
料金も今は2万円程度で付けることが出来ます。
自動車保険のサポートとして導入してみてはいかがでしょうか。
きっと事故の時にあなたを守ってくれると思います。
最後にドライブレコーダーが記録した事故の動画をご紹介します。この様な動画を見ると、どうやっても避けられない事故があると分かりやすいですね。
普段交通ルールを守っている優良ドライバーの方こそ、ドライブレコーダーが必需品になっていくでしょう。
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