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「息子2人が原付バイクで大学に通学することになったけど、保険はどうすればいいのかしら」
今回は、こんな時にぴったりな保険「ファミリーバイク特約」について説明します。
上手く使えば、別途バイク保険に加入するより保険料が10分の1以下なんてこともあり得ます。
バイクはそのまま無保険にしてしまう人も多いのですが、重大事故も起こります。
保険料負担も軽い「ファミリーバイク特約」を上手に活用してみましょう。
ファミリーバイク特約って何?
主契約(自動車保険)に付保する特約になります。
記名被保険者、その配偶者または同居の親族・別居の未婚のお子さんが原動機付自転車を使用中などに生じた事故を補償する特約です。
・総排気量125CC以下の二輪の自動車
・総排気量50CC以下の三輪以上の自動車
ファミリーバイク特約は年齢条件なし
ファミリーバイク特約は年齢条件がありません。
主契約の自動車保険が35歳以上だとしても、それに追加するファミリーバイク特約に関しては全年齢で運転可能です。
また、自動車保険に「本人限定」や「夫婦限定」などの特約が付いていても、ファミリーバイク特約には関係ありません。すべて補償されます。
ファミリーバイク特約は借用中のバイクも対象
友人などから借りたバイクも対象になります。
特に大学生や高校生など、友人のバイクを運転してしまう事が多いので、これは助かりますね。
お子さんがバイクを持っていなくても、原付免許を持っていて、友人の原付を運転することがあるようでしたら、念のためファミリーバイク特約を付けておくと安心です。
ファミリーバイク特約はバイクが複数あっても対象
冒頭の例など、兄弟で2台、3台原付バイクがあったとしても、この特約を付けていればすべて担保されます。
バイクが増えた時も通知する必要もありませんし、非常に安い保険料で担保可能です。
ファミリーバイク特約はとにかく安い
バイク保険に個別で入ろうとした場合、年齢条件などにもよりますが年間8万円程度必要となります。
これに対し、ファミリーバイク特約は年間1万円弱です(自損型の場合)
しかも、これは原付が1台だった場合で、2台になれば、個別なら16万円、ファミリーバイク特約なら台数は関係ないので1万円弱のままと、更に差が開いていきます。
ただし、注意点もあります。
ファミリーバイクは特約なので、保険料は何年たっても同じ保険料ですが、バイク保険を個別にかけると、毎年割引が進んでいきます。
また年齢条件も安い条件に変更可能です。
今後15年以上原付バイクに乗るつもりであれば、最終的には個別の方が安いケースもあり得ます。(バイク1台の場合)
ファミリーバイク特約の補償内容
ファミリーバイク特約で支払われる補償内容ですが、「自動車の補償と同じ」が基本です。
自動車保険の「対人・対物」が無制限であれば、バイクで起きた事故も無制限になります。
ただし、「バイク自体に生じた損害は、補償の対象外」です。車両保険を付けていたとしても、補償されないので注意しましょう。
また、自分自身のケガに対する補償ですが、以下の二つから選択できます。
1.人身傷害型
車の人身傷害保険と同じ内容で補償します。
2.自損傷害型
自損傷害事故により入院・通院した日数などに応じて定額でお支払いします。
※死亡保険金1500万円、入院1日6,000円、通院1日4,000円など
人身傷害型の方が補償は厚くなりますが、保険料は1万円強高くなります。
ファミリーバイク特約を付ければ、自賠責保険は入らなくてもいいの?
ファミリーバイク特約に関する勘違いで多いのが、自賠責保険は入らなくてもこの特約でカバーされていると思ってしまう事です。
自賠責保険は強制加入が義務付けられている保険です。車検がないためうっかりしがちですが、原付バイクも同じです。
自賠責保険を付けないとどうなるのでしょうか。
対人賠償保険が支払われない?
対人賠償保険が支払われる条件として「損害の額が自賠責保険等によって支払われる金額を超過する場合に限り、その超過額を支払う」となっています。
ですから、自賠責の限度額である「死亡で3000万円、ケガで120万円」までは、ファミリーバイク特約では支払われずに、自賠責保険で対応しなければいけないのです。
車検がないため、ついつい満期日なども忘れてしまいがちな原付バイクの自賠責保険ですが、必ず加入しておきましょう。
ファミリーバイク特約 まとめ
最後にファミリーバイク特約の特徴をまとめてみます。
★メリット
・年齢条件がない(車の保険が35歳以上でも16歳もOK)
・本人限定・夫婦限定などは関係なし(その他の方も補償されます)
・バイクの台数が複数でもすべて補償(125cc以下)
・借りたバイクでも補償される(125cc以下)
・保険料が安い(バイクが複数あると更にメリット大)
・保険を使っても、自動車保険の割引等級に影響がない(ノーカウント事故扱い)
★デメリット
・125cc以上のバイクは対象にならない
・自動車の保険を解約すると加入できなくなる
・別居の未婚の子は、結婚したら対象外
・15年以上長期でバイクを乗る場合個別の方が安くなるケースがある(1台所有)
注意すべき点
・自賠責保険は必ず別途加入しよう
・別居の未婚の子が結婚した場合は対象外になることを忘れずに