一般車両保険とエコノミーを安くする裏ワザ?

自動車保険に加入する際、対人、対物など色々な補償内容がありますが、一番悩むのが車両保険だと思います。

一般車両やエコノミー、免責などもあり自分で選ぶ自動車保険通販型の場合、やや難易度が高い部分と言えます。

 

しかし、車両保険は設定の仕方で保険料が大幅に変わります。

 

車両保険を付けるか付けないかだけではなく、車両保険を安くする裏ワザもあります。

 

今回は車両保険について詳しく説明していきます。

 

一般車両保険

一般車両保険は、基本的にすべての事故に対応している契約条件です。

支払われる具体的な事故例を記載してみます。

・猫を避けて電柱に衝突
・駐車場に戻ってきたら誰かに当て逃げされていた
・車を盗難された
・台風・竜巻・洪水・高潮など
・落書きされた
・飛び石によってフロントガラスが割れた

 

色々書きましたが、基本的に支払われないケースは(地震・噴火・津波)による損害だけです。

 

補償範囲が広いので当然保険料は高くなります。目安としては保険料の6割くらいは車両保険部分だと考えてよいでしょう。

 

エコノミー車両保険

こちらは、一般車両保険の支払い範囲を狭くした物になります。
今度は逆に支払われない事故例を記載してみます。

・駐車場で柱に擦ってしまった(車以外の他物との接触は支払われません)
・当て逃げ(相手車が確認できないと支払われません)
・信号無視の車を避けたが、その結果ガードレールに接触(相手車と接触していた場合は払われますが、接触なしでガードレールにぶつかった場合は支払われません)

 

簡単に言うと、車以外の物に自爆でぶつかった場合と当て逃げが支払われないという事です。

 

その他の、自然災害や飛び石、盗難などは一般車両と同じように支払われます。

 

運転に自信がある方が、選ぶことが多いのがエコノミー車両保険です。自爆と当て逃げ以外は同じ保証ですが、保険料には大きな差が出ます。

 

車の種類(事故が多いクルマかどうか)によっても変わりますが、車両保険部分の保険料でいうと8割引近くになっていると思います。

 

もっと分かりやすく言うと、一般車両で総額10万円払っている人であれば、エコノミーにすれば恐らく5万円くらいで済むはずです。

 

それほど保険料に大きな影響を与える部分なのでよく考える必要があります。

 

新車なので一般車両にしたいけど保険料が高すぎる場合の対処法

一般車両とエコノミーの違いは理解していただけたと思います。

そこで問題になるのが

新車なので自爆で全損になったらローンだけ残るし一般車両に入りたいけど見積もりしたら保険料が20万で高すぎた

 

などのケースです。 確かに万が一を考えると一般車両にしたいですよね。
※私はそうなったら諦められる程度の車なのでエコノミーですが(笑)

 

そういった場合の裏ワザとしては、免責(自己負担)金額を高く設定する方法です。

 

何も設定しない場合、車両保険の免責は
(1回目0万円 2回目10万円)または(1回目5万円 2回目10万円)

 

となっているはずです。

 

(1回目5万円2回目10万円)で車対車免ゼロ特約が付いているパターンもありますね。

 

これらの免責金額を(1回目15万円 2回目15万円)に変更してしまうのです。
※保険会社によってはこの設定が出来ないケースもあります。

実際に見積もりしてもらえば分かりますが、一般車両でも保険料は大幅に変わります。

 

これによって、万が一の大きな損害のリスクはカバーしつつ、保険料は大幅に抑える事が出来るので、お勧めです。

 

保険会社のSC(事故処理サービスセンター)の人たちはこの条件で設定している人が多かったですね。

 

ちなみに、エコノミーで15万免責にすると、車両保険を付けていない条件と保険料でほとんど変わりません。「車両保険は高いからつけたことがない」人も居るでしょうが、一度見積もりをしてみましょう。

 

免責15万でも事故の時に必ず15万負担訳ではない?

免責15万にして、保険料は5万円安くなったけど、事故の時に15万円払ったら損ですよね?

 

と思った人も多いでしょう。 しかし免責にはあまり知られていないことがあります。

 

過失相殺分は免責金額に充当可能

 

少し難しい話になってしまうので出来るだけ簡単に説明しますが、

例えば車同士の事故で、お互いに5分5分で悪いとします。(過失割合50%

 

自分の修理費が100万円とすると、50万相手からもらえます。残りの50万は自分の車両保険で支払う事になるので、免責を引いて35万円、自己負担は15万円かと思うでしょうが実際は違います。

 

実際の処理では、相手からもらえる50万円で免責(自己負担額)に充当することが出来るのです。

ですから、この事故のケースでは自己負担ゼロになり、免責ゼロで保険に加入している人と結果的には同じになります。

 

このように、免責金額を高く設定したとしても相手がある事故であれば、自分が100%悪いケースを除き免責がそのまま自己負担になることは無いのです。

 

説明が難しいため、この辺りに触れて説明する事は代理店契約でもほとんどないでしょう。※わざわざ面倒な説明をして保険料を安くさせるメリットが代理店にないことも理由です。

 

先ほどお話しした、保険会社の人(SC)が免責を高めで契約するのはこの辺の事情を理解しているからです。

 

もちろん、自分でこすってしまった場合や飛び石など、相手が居ないケースでは免責額=自己負担になってしまいます。

 

しかしその場合でも最高額のリスクは15万円です。毎年数万円節約できればすぐに、プラスになるでしょう。

 

そもそも保険とは、個人で負担することが不可能または、負担してしまうと今の生活を継続することが困難なケースに備えておくものです。

 

数万円のリスクに備えて、保険料を払っているのは生涯で考えると普通は損になります。

 

やや難しい話になってしまいましたが、車両保険を詳しく理解しておくと、かなりの節約になりますから、是非上記を理解して賢く車両保険を選んでください。

 

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