自動車保険ランキングは無意味!安い自動車保険の探し方

 

 

安い自動車保険や事故対応力で安心の自動車保険を選びたいけど、ランキングを見ればいいのかな?

 

今回は、自動車保険ランキングについて触れてみたいと思います。

 

自動車保険ランキングと称しているものはネット上にはいくつもあります。

 

ついついランキング情報を信用してしまいがちですが、そのランキングがどうやって順位がついているのを知らなければ参考になりません。

 

後半は「事故対応力が万全で安い自動車保険の探し方」についても具体的に説明していきます。

 

 

自動車保険ランキングってどうやって決まるの?

自動車保険ランキングとWEB検索すると出てくる有名なサイトに「カカクコム」と「オリコン」があります。

 

その他のサイトもいくつか見てみましたが、全く根拠のないとんでもない順位だったりするので、無視しておきます。(笑)

 

では、「カカクコム」と「オリコン」の自動車保険ランキングを見てみましょう。

 

2017年自動車保険満足度ランキング

順位 価格コム オリコン
1位 セゾン自動車火災保険 イーデザイン損保
2位 SBI損害保険 セゾン自動車火災保険
3位 ソニー損保 ソニー損保
4位 チューリッヒ保険会社 チューリッヒ保険会社
5位 アクサ損害保険 アクサ損害保険
6位 イーデザイン損保 AIU損害保険
7位 三井ダイレクト損害保険 三井ダイレクト損害保険
8位 AIU損害保険 富士火災損害保険
9位 朝日火災海上保険 SBI損害保険
10位 日新火災損害保険 東京海上日動火災保険

同じ満足度ランキングなのに、順位が全く違うのが分かりますね。オリコンで1位のイーデザイン損保は、カカクコムでは6位になっています。

 

逆にカカクコムで2位のSBI損保は、オリコンでは9位と順位がかなり落ちていますね。

 

では、それぞれどのような情報からランキングを作っているのか調べてみました。

 

 

価格コムのランキングは保険料の安さを強く反映?

まずは価格ドットコムです。
調査対象者は以下の方です。(回答数4,689人)

※過去半年以内に価格.comを利用した方のなかで、現在自動車保険(任意保険)に加入している、もしくは事故時等に保険会社に連絡をしたことのある方

 

つまり、カカクコムを利用した人に限った調査という事になります。

 

カカクコムを利用するユーザー層を考えてみると、当然ネットに精通している人の割合が高いことが想像できます。

 

実際にランキングを見ても、通販型が上位を独占しています。

 

特に安さを売りにしているSBI損害保険が2位に入っているのも、カカクコムのランキングらしいと思います。

 

つまり、「安い自動車保険を探している人の割合が高い」という事です。

 

そして、「満足度が高い=保険料が安い」というランキングになりやすいと言えるでしょう。

 

 

オリコンのランキングは事故対応力を強く反映?

続いてはオリコンのランキングです。
調査対象者は以下の方です。(回答数21,264人)

※過去5年以内に自分が運転していて自動車保険を適用したことがあり、かつ、自動車保険へ加入する際に選定に関与した人

 

オリコンはどこのデータを使用しているか不明ですが、「自動車保険を適用したことがあり」という表現からすると、保険金を請求した人に限定しているのでしょうか。

 

正直、自動車保険を適用の意味がよく分かりませんが、あえて加入ではなく適用と書くのですから、保険金請求だと判断します。

 

改めてランキングを見てみると、1位から3位までは通販型の中では、「事故対応力」に定評のある保険会社が並んでいます。

 

1位のイーデザイン損保は、東京海上日動グループですし、2位のセゾン自動車火災保険は損保ホールディング(損保ジャパン)傘下です。

 

3位のソニー損保も、事故対応では定評がある通販型自動車保険です。

 

保険料では満足度が高い「SBI損保」がオリコンでは9位になっていることからも、「事故対応を経験した人」からの評価が反映されたランキングである可能性が高いと言えるでしょう。

 

 

自動車保険ランキングでは、自動車保険は選べない

ランキングで有名な大手2社を調べてみましたが、同じ「満足度ランキング」にも関わらず順位はバラバラです。

 

正直言ってしまうと、この手のランキングは全く意味がないと思います。

 

本当に良い保険会社をランキングしているのであれば、ほとんど順位は固定されるはずですが、同じ会社が行っているランキングでも毎年大きく順位が変動しています。

 

アンケート調査の人数が少なすぎる上に、ネット上のアンケートでは偏った結果になるのは当然です。

 

実際、自動車保険の9割以上は大手損保の代理店型が選ばれていますが、このようなランキングにおいて、上位には全く出てきません。

 

ネットで集めたアンケートでは、ネットで申し込めるダイレクト型が上位に並び、その順位も毎年簡単に変わる、無意味なランキングになっているのです。

 

 

安くて事故の時も安心な自動車保険を選ぶ方法は?

ここからは、安くて安心な自動車保険の選び方を具体的に説明していきます。

 

色々な選び方はあると思いますが、あえて「私ならこう選ぶ具体例」としてご紹介します。

 

保険業界で17年仕事をしていた私が、安い自動車保険を選ぶ時は以下の手順で決めていきます。

 

※今回は安さにもこだわるので、代理店型の自動車保険を除きます。代理店型を検討されている方は以下の記事を参考に良い代理店を選んでください。ただし、サービスは良いですが、保険料は倍程度高いことは覚悟しましょう。自動車保険代理店の選び方

 

1.事故対応力で保険会社を絞る

まず、通販型自動車保険で事故対応力に定評がある以下の保険会社に絞ります。

・イーデザイン損保
・セゾン自動車(おとなの自動車保険)
・三井ダイレクト損害保険
・ソニー損保

 

ソニー損保以外の3社は、グループ企業に「東京海上」「損保ジャパン」「三井住友海上」があります。
実際の事故の際には、アジャスター(事故の車を確認に行く人)の人数が多い方が早く事故処理が終わるのですが、これら3社はそれぞれグループ内で同じアジャスターが作業します。

 

つまり、大手日本損保の事故処理サービスを使えるという事です。

 

現時点で東京海上の自動車保険に入っている人が、イーデザイン損保で加入しても、実際の事故の際には同じ人が動いていたりするという事です。

 

やはり大手の安心感とスピード感は価値があると思います。

例えば、イーデザイン損保の事故対応サービスを調べてみると、以下の説明があります。

・ロードサービス拠点9300拠点
・損害調査員1500人
・提携修理工場 1100ヵ所

これらの数字は、東京海上グループのサービスですから、代理店型で東京海上の自動車保険で加入している人と実質的に同じサービスという事になります。

 

大人の自動車保険の事故処理サービスを調べてみても、同じように説明があります。
・損保ジャパン日本興亜グループ260ヵ所のサービス網と連携

 

よく言われる、噂に「通販型は事故の時に動いてくれない」などと言う大嘘があります。しかし、中身を調べてもらえば分かりますが、少なくとも上記で説明した会社に関しては、代理店型と全く同じと考えてよいでしょう。

 

 

 

最後のソニー損保だけは別になりますが、実際に私自身がソニー損保で事故をした経験があり、大手損保以上に丁寧な対応で非常に好感を持ったため、追加してあります。

 

日曜日の事故でしたが、対応が驚くほど早かったですね。受け付けはしても、実際の対応は月曜日になる損保が多い中、当日中に対応してくれたのはありがたかったです。

 

通販型損保に対する見方が変わるきっかけにもなりました。

 

2.上記4社を一括見積もりで保険料を比較する

上記4社は、保険料も安く、事故対応力も申し分ありません。
では、上記4社の中で保険料が最も安い会社はどこでしょうか?

 

答えは「条件次第」となります。

 

一括見積もりをしてみると分かりますが、上記4社の保険料は、年齢条件や車両保険の有無などによって簡単に入れ替わります。

 

ですから、必ず一括見積もりをして、「自分の条件で最も安い自動車保険」を探す必要があります。

 

とは言え、傾向としてはソニー損保がやや高めです。セゾン自動車は運転者の年齢が高い方場合安くなりやすいです。
ただし、ソニー損保は「クラブオフ」と言って色々な優待チケットを発行してくれるサービスなど付加価値も多いですから、保険料差額が僅差であれば、そのあたりも考慮すると良いと思います。(我が家はカラオケや、遊園地の割引で活用しています(笑))

 

まずは自動車保険一括見積もりを使ってみましょう。

 

数分で終わりますし、保険料だけなら最も安いと言われているSBI損保の見積もりも同時にとれますから比較してみましょう。
日本大手損保グループの通販型も、保険料的に肉薄しているのが分かると思います。

 

※単純に保険料だけで選びたい方も、以下の一括見積もりをすれば最安値が分かります。

一括見積もり入力の仕方や、条件の選び方は以下を参考にしてください。
自動車保険比較 一括見積もりを使って安い会社を調べた結果

 

3.最後に付保条件を細かく検討する

安い自動車保険を選ぶ際に大切なのは、保険会社よりむしろ「付保条件」になります。

 

通販型を選択した時点で、代理店型の半額近くには節約できるわけですからね。

 

限定割引や年齢条件をしっかり理解した上で、車両保険のお得な付け方などによって、簡単に保険料は数万円変わってしまいます。

 

通販型を選ぶ場合、代理店からのアドバイスはありませんから、自分で自動車保険をある程度理解する必要があります。

 

しかし、理解が進めば保険料を節約できるケースも非常に多くありますから、是非以下の記事などを参考にして、最適な条件を選びましょう。

※(10万円も安い? 自動車保険を最安値にする裏ワザ集

※通販型もカスタマーセンターなどで質問すれば詳しく教えてくれます。もし付保内容などで理解できない部分があれば気軽に質問すれば良いでしょう。つまり、代理店型でないと困るという事は実際にはほとんどないという事になります。

 

 

自動車保険ランキングは無意味!安い自動車保険の探し方 まとめ

今回は、自動車保険ランキングについて書いてみました。自動車保険はランキング形式で比較するには適さない商品と言えるでしょう。

 

保険料に関しても、条件によって順位が変わってしまうわけですから「保険料が安い自動車保険会社ランキング」などと言うものは存在しないことになります。

 

もちろん、一定の条件でどの保険会社が安くなるかは見積もりを取れば一目瞭然ですが、それをランキングと称して発表するのはおかしいと言えます。

 

保険料を安くするだけであれば、一括見積もりと付保条件を工夫すれば「最安値」を作ることは出来ます。
後は事故対応力などを考慮すれば、自分にとってベストの自動車保険を完成します。

 

自動車保険は非常に高額な商品ですから、しっかり理解をしたうえで、損をしないようにすることが大切だと思います。

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